2024年の目標

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今年の2024年の目標。
去年の2023年は仕事で立て込んでいたのもあり、プライベートのプロジェクトはあまり進みませんでした。
ただ、2023年は新しく覚えることが多く、また新しい技術も出てきたのでいろいろ浅く見ていました。

まずは去年のハイライト。

Omniverse

Omniverseの開発はExtensionのOmni Graphに焦点を当てています。
後、Omniverse Unity Connectorでそれなりの品質でusd/usdzエクスポートできるようになったため、
iPhone/iPadのAR Quick LookへのusdzでのARはUnityからの出力で模索するようにシフト中です。

Gaussian Splatting

現実世界を空間として撮る技術として彗星のごとく現れた「Gaussian Splatting」、以前はNeRFを試していたのですがその欠点をいくつか補っており、これは早めにタッチせねばと遊んでいました。
ここでの「空間として撮る」というのはあらゆる方向から空間の撮影を行い、
それを元にPC上で動き回れる空間として復元してしまう、というものです。

このためにGoPro12と魚眼レンズを購入し、いろいろ撮影して試行錯誤していました。
もちろんNeRFも進化しており、今や動きも含めて空間を撮ることができるまで進んでいるようです。

また、Google社によりSMERFという空間をウォークスルーできるレベルまで昇華したものがでてきました。

私は、 VR向けのステレオ表現(VR180)、フォトグラメトリ、NeRF、Gaussian Splattingと追いかけていますが、この分野はアツいですね。
Gaussian Splattingの出現でこの分野の進化が加速した感じがしてます。

あ、それとiPhone 15 Proを購入しました。
これでLiDARが試せる!

Unity

実は仕事ではUnityを常にいじっていました(ので、これは情報を出せないです)。
ただ、Asset Storeで公開しているアセットをバージョンアップする時間を確保できなかった、、、。

その他、仕事含めて結構新しく勉強したことも多くインプットは充実していました。
ただ、アウトプットの時間をほとんど取れなかったのが反省点です。

2024年に取り組んでいること/取り組みたいこと

2024年は開発では「水面Shader」に絞ります。
また、アウトプットとしてOmniverseやUnity関連の情報をブログやGitHubで出していく予定です。

水面Shaderを開発中

2023年末にMeta Quest3を購入しまして、MRが思った以上によかったのです。
Quest内のブラウザでWebXRでも十分なクォリティで遊べるのが分かったため「水面を表現してみよう」と思い立ちました。
また、このために新しいアルゴリズムを考えたのでそれを実装してみようと。
これを2023年末から2024年の年始と現在進行形で実装中です。
three.jsを使って実装を進めています。
まだ模索中ですので今は進捗は出せないですが、どのようなことができるかは完成次第見せることができればと。

OmniverseのOmni GraphでWARPを絡める

Omniverseでは「WARP」という、Pythonを使ったGPGPU実装ができます。
これが結構優れているため、サンプルでもありますがOmni GraphでWARPを使った表現を模索&解説予定です。
水面Shaderもある程度形になればOmniverse環境にも持って行く予定です。

英語(英会話)

実は2023年はほとんど英語でお仕事を進めてました。
文章でのやりとりはいいのですよ、Google翻訳(最近かしこくなった)やDeepL翻訳で十分補間できてるので。
ですが、会話がまったくできない。
そして、自分はそれでも危機感がまったくない。
AIが進化するとそれに頼ってしまって英語を覚えないだろうという想いがあるので、英会話まじめにやろうと。
仕事もあるけど、単純に技術でも会話でも英語ができる方々の土台に上がると面白いのですよね。
それに追いついていきたい。

毎年目標を立てるのは、過去自分が目標にしたことをクリアできているかどうか振り返る意味もありますが、
積み残しがほとんどだなぁ、、、。